仔犬を迎えるにあたり、
2匹の仔犬が候補にあがりました。
わたしと相性が良い仔犬で無茶苦茶我が家に来たい、と言ってる子=A
相性は良いけど最初の子より
ぼややんとしてるマイペース=B
じゃあAにしよう。
無茶苦茶我が家に来たがってるし、相性もバッチリだし、と交渉を初めて何故にそんなに来たがっているかはブリーダーと話していてわかりました…かなり心が傷ついた人でまあ、大変。
こりゃ環境が厳しかったんだなー、と。
話が二転三転し始めたので中止。
犬とだけ交渉出来たら良かったのですが、そうは行かず。
人間社会は面倒ですな。
結果Bの子がやってきました。
マイペースな子は天国に行った犬たちご推薦の子だったので、よし、と。
マイペースなのはマイペースなんですが。
我が家に慣れてきてわかったこと、
それはなにがし先代犬たちのした仕草を、
ふとする仔犬でした。
ありゃ、これは〇〇がやってた
これは〇〇だわ。
もちろん、この子独特の動きもあるんだけど、なんだかみんなをそれぞれ思いださせてくれる仕草をします。
なんだかまたみんなと居る氣になります。
ああ、だから先代犬たちはこの子をね…
ぼくらも思い出して
側に居るよ
そんな風に感じます。
また犬って人間との関わりが結構面白くて。
種を超えて見つめ合うことでオキシトシンが出るのは犬と人間ぐらいだから、です。
人間と3%の遺伝子しか違わないチンパンジーですら見つめることは攻撃の合図ですから愛情ホルモンのオキシトシンとは程遠い。
しかしヒトと犬は違う。また犬はヒトの感情を感じとることが出来る。そしてヒトの指差しに目を向けるのも犬だけです。
ネアンタール人とホモサピエンスが共存した後、ネアンタールは途絶えてしまうのですが、ホモサピエンスは生き残る。
違いは色々あれど、犬と共に生きたのがホモサピエンスで、ネアンタールはそうじゃなかった。
犬がいたから、夜安眠出来る様になり、狩の成功率が上がり…そんな不思議な絆がある犬と人なのでした。
