愛について

誕生日と言う日について

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誕生日の あなたへ
先ずは、おめでとうございます。

 

さて誕生日とは、どの様な日でしょうか。
わたしが、おれが生まれた日、だよ。
そうですね、
そして、あなた、と、あなたのお母さんが
共に命をかけた共同作業をした日、です。

 

今、どんなに孤独であろうが、
そして
たった一人で生きていた、
仲間なんか持ったことがない、
としても、

あなたの中に一回は、
他者と共に呼吸を合わせ、自らの命を、我が子を、
螺旋の動きと共に、共に苦難を乗り越え、
この世に誕生させた、誕生してきた体験と記憶が”ある”のです。

確かに生後0日の あなたは幼くて記憶としては浮かばないであろうけれど、しかしあなたの中にあるのです。
あなたと共に命をかけて頑張ってくれたもう一人の人がいた、ということ。
共に乗り越えたということ。

 

例えその後、親があなたに様々なことをしてきたとしたとしても。

 

肝心なのは、
その数時間だけでも、
あなたと無心に頑張ってくれた人がいた、という体験をあなたもしたことがある、ということです。
まったく未体験より、たった一回でもある体験、体感を呼び起こすことのほうが可能性がある、から重要なんです。

そう、あなたの中にもあるんですよ、
それが。誰かと命かけ共に戦いぬいた時間と記憶と体験が。

 

何もない、
本当に孤独でどうしようもない、
そんな人生だった、そう感じているとしても。
人は誰かの腹を媒介にして産まれているのだから、だから、ある。

 

ならばその記憶をセッションで、
思い出してもらえるようにしたい、
と思っています。

あなたに、
取り戻して欲しい、と感じています。

あなたの中にある、それを。
それはあなたの中にある信頼と絆の記憶です。

 

また母親の立場になった人ならば、

あなたの子どもの誕生日、
それはあなたも共に頑張った日、
と言うことを思い出してください。

あなたは共に子どもと出産の苦しみを乗り切ったんでしょう?
それと更にとつきとうか(10月10日)あなたは悪阻に苦しみ、大きなお腹を抱え、時に腰痛に悩みながら育んだ時間と共に。
そこまで24時間他人のために何かをしたのは初めてだったのではないでしょうか。寝てる間も育んできたのだから。

 

だから誕生日のあなたへ。
「おめでとうございます」

 

そしてあなたのお母さんへ
「ありがとうございます」

 

あなたとあなたのお母さんが、
共に頑張った日に乾杯。
あなたが産まれてきた日に祝福を。

そして、毎年、誕生日には、
あなたがあなたの中に眠る信頼と愛を思い出す日でありますよう心よりお祈り申し上げます。

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