わたしは毎回のセッションの終盤で必ず、その人なりの、そしてその時のあなたがあなたの内側の感じられるなにか、と、その声を感じ、聴けるよう、方法を提案し、実際にして頂くことをします。それは人により感覚も違うので、その人なりの方法です。
それをその場で繰り返し練習してもらうのです。
例えお試しの一回で来られた方にもわたしは申し上げます。
次のセッションを受けるタイミングは、その課題としてお渡しした状態が変容した時、です。その時が、わたしの元でなくてもいい、とにかく次のセッションを受ける時期が来た、ということです。それまでは、あなた自身を感じ、声をかけ、待ってあげてください、あなたの内面に付き合ってあげてください。それを繰り返し行っていくことで、脳科学的にはその神経回路が繋がり、太くなり、ある程度変化する機会がやってきます。それをワンクール、としています。
その後は、“更に”という人もいれば、“そこで卒業”それはその方が決めること。
少なくとも、その心と向き合い、付き合っていく方法を、あなたから引き出し、あなただけのワークの形としてお伝えするからこそ、意味があり、独り立ちが出来るのです。
100人いたら100通りの方法があります。
そしてその人自身としても、その時々で変化することもある。
だからまさにセッション、その瞬間瞬間で生まれていくものなのです。
それは巷?でいう、浅いセルフカウンセリングとは全く違うモノ、です。
まずあなたは待つ側であり、あなたは聴く側だから、です。
巷のセルフカウンセリングや問いかけ、とは、
今のあなたが自分に聞きたいことの答えを求める為の質問です(例:就職はどちらの会社がお勧め?どっちの選択が正しいと思う?などの利害関係や利益などが伴った質問ということ)本当の内省(自らの心との会話)は内側の求めを 待つ、聴く、ことだから、です。あなたの悩み事や聞きたいことの答えを教えてもらうこと、ではないのです。
ずっと忘れていた声、閉じ込めていた想い、そのかすかな声を聴こうとする、ということ。あなたはその時、待てなくてはいけません。
昔、親や先生、上司などに言っていませんでしたか?
「待って、ちょっと待ってよ」「わたしのタイミングでやりたい」
そう、待ってあげてください。
ただし待つこと、それに必要なことに欠かせないのは忍耐です。
現代人は抑え込み、我慢はするけど忍耐をすることが出来ない社風、そして社会構造になっていると思います。
我慢とは周りから得た不快な状況や感情を無理に押さえつけるという受動的な行為、忍耐とは目的達成の為に主体的に困難を乗り越える力、です。アダルトチルドレンは我慢の達人ですが忍耐には馴染みがありません。我慢は能動的な力なので、あまりに溜まると爆発します(切れてしまう、暴飲暴食に走る、鬱になる)が、忍耐は主体性なものなのでそうなりません。
ですので新しく年も始まりました。
今年の目標の一つに忍耐の育成、をあげてみませんか。
なんでもいいです。
小さな目標で、快楽を伴うモノから始めるといいと思います。
お菓子が好きな人なら、今日のおやつ、と決めたもの以外は食べないで、その時間が来たらそれをじっくり味わう。わたしなんかでしたら、そうですね、本を読むために夜はスマホをシャットダウンしてあえて静かな時間に耐える。今は音がある騒がしい刺激が当たり前だから。その静かな状況になっているところで本を味わう。
お酒が好きな方なら一杯目のビールをよりおいしく味わう忍耐項目や、自分にとってちょっと良いこと、を、より楽しむための何か忍耐を主体的に考えてみてください。


