わたしは、やっぱりあなたに生きていて欲しいと思います。
そして何より幸せであって欲しい、と思います。
それは時に、
あなたが内面から満たされているな、と感じたり、空を見てほっとできる瞬間があったり、あの人に逢いたい、あの人これを伝えたい、あの人の声を聴きたい、そして何か綺麗な物を見た時に、これを一緒に見たいあの人がわたしにいる。
そんな想いが、あなたにあったなら、と思います。
また出来るなら、
あなたの中に自分自身への誇りがきらりと光る瞬間があったらいい。
欲深くてごめんなさい。
でも、そう思う。
勿論常にそう思っていなくていいのです。
でも時に、ああ、わたしあの時感じたことがあったな、思ってた、とか、そうだ、自分にも出来ることがあったな、とか、そうそう、この前、あの人を笑顔に出来た、大切な人と微笑みあったな、とか、ある日ふと見たショーウィンドウのガラスに満面の笑みの自分が居た、そんな風な風景が、どうかあなたの人生にありますよう。
そう、思うのです。
あなたが辛い時、
あなたが悲しい時、
あなたが嬉しい時、
あなたの笑顔も涙も悔しさも、どんな時であろうとも、あなたの側に立ってられたら、と思います。
立ってるだけでは意味なんかない。
そう思うかもしれません。
でも違うのです。
この前、クライアントさんが言いました。
”独りで、たった独りで生きてこなきゃいけなかった”
独り、ずっと心を閉ざして、身体を防御して、心も体も守るために、独りで生きてきた、と。
だから、わたしはあなたの側に立っていられたら、と思います。
あなたが弱かったわけではなく、
あなたが駄目だったからでなく、
あなたが悪かったからではなく、
あなたに価値がなかったからでもなく、
それは、あなたは人に受けとめてもらい、
あなたも人を受けとめて、共に立つことを知らなかったから。
ならば今から、ここから。
そして、あなたの側にわたしは立とうと思う。
