人生をにする
たった一つの大切なこと、
とか
人間関係が上手くいく3つのルール
とか
よく目にするタイトルです。
そのようにルール化、原則化とした
書籍、セミナーってありますね。
あるターゲット層に向けて一般化して
書いている、講義している
大多数を相手にする場合は
そうせざる得ない。
なにより、タイトルの魅惑的な
雰囲気は販促に有利です。
少ない原則なら
わたしにも出来るかも…
変われるかも
なんてね、氣持ちになりやすいから。
まあ、そんな最終兵器みたいな
タイトルなのに、毎月毎月違うものが
出てくるわけです。
まるで昔のジャンプの ラスボスの様な
話です。
ええ!!これが最終ボスじゃなかったの?!
悟空って宇宙人だったの??
(すみません、ドラゴンボールは3巻までしか
読んでませんが、風の便りに宇宙人だと…)
はい、話が全く逸れました。
それはその原則やらルールやらで
変われなかったから、
またその人たちが手を出すんですよね。
そのルールなどは
間違っている訳、でないので
氣づきやら、読んだ、受けた満足感は
あるのですよ。
ただ、万人化しているので
良き氣づきであった
とか
そーかあ、そーなんだよねー
という浅い部分で終わってしまいがち
なのが現実なんだと思います。
気づきました!
学びました!
やります、やります!
それは良いこと、だけども。
でも この状態の人は大抵変容までは
まだまだ段階です。
まず第一に、
セラピーをおこなっていると
同じような親との関係でも
それを癒していく過程は人により本当に
千差万別です。
停滞するところから脱する方法も
こちらの対応も違います。
なので個別対応をした上での本当のその人にとっての氣づきが必要である、ということ。
そして次に、本当の望みや言葉になると
人の反応はゆっくりに慎重になります。
あ…あ…そう、だった、かもしれない。
ああ…そうか…
と言うように。
自分が見たくなくて、
または思い出さないようにしていたこと、
そうした方が都合よく思えていたことだから。
そこをどう読み解いて適切なワークを
その人のそのタイミングで行えるかが
セラピストの腕の見せ所であり
セッションが成功するか、
しないかの鍵を
握るのだと思います。
だから、その瞬時瞬時で判断し、
そのクライアント様に効果のあるワークを
その場で創り出す必要がある為
人まねなんかしてる
カウンセラーやセラピストでは
本当の癒しが産まれる
セッションは無理である、
と確信しています。
