おかあさん、おかあさん、おかあさん。 おかあさん、あのね…

前にしたわたしの自己セラピー時の体験を。自分でもびっくりしたので。←出てきたものが。
(※ただし皆さまにトラウマやPTSDのような核の部分への自己セラピーは推進しません、そこは自分では大変難しいので…)

わたしは幼少期特に繰り返し観る悪夢がありました。
とにかく、堕ちる。
まるで地球に堕ちてきたように、
さっきまで自由に飛べていたのに、
急に羽を捥がれたように真っ直ぐにどこまでも堕ちていく。それを観るたびに心臓の心拍が激しく恐怖に喚きながら起きるのです。

それが体感を伴っていたこと、
寝る寸前に起こること、
それが幼心に恐ろしく母に頼むから手を握って欲しい、そう頼んだのです。

もちろん、ノー。

しかしこの時ばかりは珍しくわたしは引き下がらず何度も頼んだ記憶があります。
夢の恐怖には耐えられず。
が、手は一晩たりとも握られることはありませんでした。

しかしですねぇ、
行き着く潜在意識の中で出てきたこと。

それは恨みや怒りより、

何回かわからない、数え切れない、
おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん…でした。

ああ、そうか。
わたしはこの時に母に呼びかけるのをやめる決断をしたんだな、と。
でも、本当は いっぱいいっぱい呼びかけたかったんだな、と。

 
おかあさん、見て!見て
おかあさん、花が咲いたよ

おかあさん、美味しいね
おかあさん、つまんないー

おかあさん、おやつ

おかあさん、遊んでよ
おかあさん、わたしの話を聞いて

おかあさん、さっちゃんがねぇ
おかあさん、しんちゃんがいじめてくる

おかあさん、あはははは

おかあさん、おかあさん、おかあさん
おかあさん、あのね…

ー出典 「おかあさんとあたし 」より
            ムラマツ エリコ
            なかがわ みどり
 
 
そうだなあ、子どもって
一日に何回おかあさんって呼ぶんだろう。

 

何回?

意味ある時も、意味がない時も、
呼ぶんだろう。

子育てする側に、
おかあさんになって、そう思いました。

子どもはわたしに向かって、
おかあさん、の呼びかけの言葉以外は、
文脈がぐちゃぐちゃで、意味のさっぱりわからないことを一生懸命、言ってきたなあ、と。

「おかあさん、おかあさん、あのね、あのね、あのね…」
あのね、って言う割に先はないし、
話に意味も、もちろんオチなんかなくて。
でも、なんか呼びかけたい。

大好きなおかあさん、だから。

お母さん、あのね…
あのね、あのね、あのね…

わたしは、それを我慢してきたんだなあ。
あの時、母に自分の発見したこと、自分が感じたこと、を伝えたくて、伝えたそれを一緒に味わって欲しかったんだなあ、と。
それだけだったんだな、と。

それが、数え切れない
言えなかった、おかあさん、という言葉に
なって、わたしの體(からだ)に残ってました。

 

※ ※ ※
 
 

一回産まれた感情は昇華するまで消えません。あなたの體の中にずっと残っています。

いや、わたしはもう忘れたから。
知らないわ、わたし。
とっくに昔の話だろ、くだらない。

それは理性で押し殺しているだけで(圧し殺して)ただ、それは深く深く潜在意識の中に沈んでいくだけです。

消えた訳でも、忘れた訳でもない。

それは大切にしていた皿を割ってしまい、その前に立ち尽くし、
なくなれ、なくなれ、なくなれ、

または
よそ見して、消えた

そう、思い込もうとしているに過ぎません。

ちゃんと目を凝らせば
割れた皿が そこにあるように。

また感情が昇華する迄、
その時の體(からだ)の状態も続きます。

皿を割って、
どうしよう!!
驚きと焦りと恐怖のまま、
體もまた固まったままになります。

恐怖を覚えると呼吸が高止まりして、
横隔膜などが固まる感じがすると思いますが、その恐怖を本当に解放するまで、
マッサージや整体などが届かないインナーマッスルは固まったまま感情を保持しているのです。

インナーマッスルの奥の奥だから外見からは分からない、こともある。

しかしあまりに酷い度重なる戦争体験、虐待、などストレスフルな状況は外見のスタイルからも分かる方、積み重なっていきます。

だから身体からのみのアプローチで解しても、同時に、いや先に感情もアプローチしないと元に戻ってしまう。

うん、だから潜在意識セッションには、
行う順番があるんです。だからそれを知らなかったり理解してない施術者のセッションではひたすら繰り返したり、元に戻ってしまう。

“心技体”は、心→技→体、の順番です。

※ ※ ※
 
さてさて、
先程一部抜粋した本、
おかあさんとあたし、前にもお勧めしましたが全ての人にオススメです、是非。

 

大切なことって何か、
しあわせって何か、家族って何か、
家族が家族たらしめる時間は何から構成されているのか、
それを思い出させてくれる本です。

わたしが大好きな本です。

あなたの中に、
そんな思い出がいっぱいありますよう。
また、大切な誰かと一緒に作れますよう。

 

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