生きる、そして命について

そうか、君はもういないのか

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今日は、愛犬の誕生日。

彼は2014年1月21日17時15分に、

わたしの手の中で天国に旅立ちました。

彼は、”愛=存在”であると
わたしに教えてくれました。
何をするわけでなく、
ただ居れば、
ただ想い合い、響き合えば、
心は満たされると教えてくれました。

年末の晴れた日、
すでに歩けなくなっていた彼を腕に抱き、
昔、何度も歩いた道を2人で歩いた穏やかで、満ち足りた時間をわたしは死ぬまで忘れることはないでしょう。

奇しくもその日はわたしの誕生日。
生涯最高の誕生日プレゼントでした。

もう1年以上たったけど、
もうすぐ2年がくるけれど
つい、「そうか、君はもういないのか」とつぶやいてしまいます。
そして、この言葉は本当に残された者の気持ちを一言で表しているな、といつも思います。

この言葉は、城山三郎さんの遺作エッセイ
「そうか、君はもういないのか」
からです。

エッセイを読むと奥様への愛が滲み出ていてなかなか先に読めません。

最高のラブレターだと思います。

そして城山さんにとり、奥様は最高のパートナーであり、片翼だったから、半年後、奥様の後を追うように亡くなります。

また再婚されたので
ある意味対極ではありますが、
こちらも奥様への愛と自分に正直に生きる人生の賛歌。
笑いと涙と蛭子節炸裂の本
「ヘタウマな愛」

どちらも読むと 人って

こんなに人を愛せるんだ、
愛されて良いんだと、

感じられると思います。
愛に迷ったら是非。

お2人は違う選択をしたけど、
どちらの生き方も精一杯人を想ったのが
伝わってきて、とても素敵だと思います。

わたしもいつか人生を卒業する時に
愛犬に虹の橋の下で胸を張って
会えるよう
人生を情熱的に生き切らねばいけないな。

本音はまだ正直写真をまともに見るのも辛いケド。

最愛の君に、最高の愛を込めて。
お誕生日おめでとう、
合掌。

 

 

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