日本人が培ってきた身体とサードアイの関係性 その2

その1はこちら

 

今年、洋服で抜け、が流行りましたが昔の着物すがたは抜け満載です。襟だけでなく、どこを抜くかで粋が表現されていたというか。今は服を変えることで自分を主張しますが、そんなに服の持ち合わせがない、というだけでなく、着物は主体が着る人なので(スーツはスーツに人が合わせる要因が大きい)着こなすことが出来たなら、着こなしで自己表現も可能です。

だから今は着物というと苦しい窮屈なイメージですが、昔は身体に合わせて着付けをしていたので
着物の方が楽だったし、一般庶民が自分で身体の調子により、帯の位置を変え自分の骨盤調整も行っていました。古い映画を観ても今と昔では着付けや歩く所作が違うのがわかります。それどころか体つきも違いますね。

 

一流の職人さんはサードアイが開きやすいのはそれは身体をコントロールする術を日々訓練されているから、です。そうしないと、あのような技は産み出せません。

 

例えば、丸を書いてみてください。

 ↓

書けましたか?

 

つぎに、線を引いてください。

 

書けましたか?

 

どんな◯でしょう?

線は、真っすぐな線ですか?

 

コンパスで描いたような正確な◯、定規で引いたような直線は描けないと思います。もしお描けになるのなら一流の画家になる才能があるかもしれません。または、すごい心と身体が整った方、です。

シンプルは一番難しい。なによりも難しい。誤魔化しが利かないから。でもそこを誤魔化したら更なる技巧にはいかれないはずです。全ての土台だから。

 

だから、身体を極限までコントロールする為に感じるセンサーを研ぎ澄ましている一流の職人さんはサードアイが開いている。 

ま、仕事が訓練みたいなものだから。

 

宮大工の棟梁の役目だってそうです。

棟梁とは、その場所の風を読み大地を感じ、先ず、材料の木を用意から始めます。土地に合う、木を、北には北の木、など一本一本の配置、木材の相性まで調整してから組み上げを指示できる目を持った人、です。

ただ、設計図通り削り組み上げていくだけではありません。生きた大地と木材と作られる建物の気持ちを読み、職人一人ひとりの能力気質を知り尽くし、それぞれを適材適所に配置し、職人のやる気を引き出すことを行う総合コンダクターです。

 

それらを感じとる為には

  • 心、
  • 意識、
  • 体、

を整えなければ木材の、大地の、建物の構造の、職人たちの声は聞こえないです。

 

そして、全ての軸が整った時に一番まっすぐな力をゼロポイントフィールドからおろすことが出来ます。ゼロポイントとはそこら中に存在している全ての源ですが、人間は頭の天辺から取り入れています。(またはサードアイからも)

頭寒足熱とはそれも含む意味を、もしかしたら持っているのかもしれませんね。頭上がスーッと通っている状態です。また、その時にサードアイが開いています。

わたしはAIに勝つ、 唯一の人間に出来ることはそれだと思っています。身体を持っていること、だと思います。身体はセンサーです。AIは身体性を持っていない。あくまで設計図を読み取ること、数字上のことしかできません。正確に木を切り、くみ上げることは出来るかもしれなけれど気質を感じることは難しい(知識として杉はこう、と入れられても、その杉個体と隣の杉の相性はわからない、という感じ)

本物のパン職人は、その日の湿度、氣温、小麦の水分量を瞬時に理解し、配分を決めている。レシピ通りに作ることはしません。本物の豆腐屋さんは大豆の産地、状態、からにがりのタイミングを測る。同じ品種の大豆も採れた年、作った人によっての違いを感じ取り、変える。本物の教師は、生徒の繊細な心の揺れをキャッチするでしょうし本物の店員はお客様の状態を見抜き一番心地よい距離感をはじき出すことでしょう。

本物の営業マンは、引くべき時と、押すべき瞬間を見抜いています。本物の農家は空、虫、空気から種を蒔くべき、時、刈り取るべき時を感じるはず。本物の銀行員は握っただけで、何万の束かわかるものです。わたしが心理セラピーをおこなう際もクライアント様の押すべきか押さないべきか、その瞬間瞬間にかかっている。

 

毎日、同じ繰り返し行うことでその様々な仕事の中にある無数の情報のセンサーをいかにキャッチし自分でそれをつかみ取るか。

 

その為に、その度に、

  • 意識
  • 身体

を活用するから。 

なので、身体は大切なんです。センサー、探してみてくださいね。

 

 

日本人が培ってきた身体とサードアイの関係性 その2
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