なんとなく耳を掠めてはいましたが
素通りしてきた、
マインドフルネス
まあ、瞑想とか、座禅とかですわ。
横文字で言わんでも。
更に平たく言えば、脳の雑念をストップさせ、より出来るなら脳を空に近づけていく。(真逆の行為がスマホいじりです。)
グーグル様やらアメリカの企業が
社内研修に取り組ませているもの。
これが上手く行くチームは
生産性が上がる⤴️とか。
グーグルの社員ということは
頭はすでに大変良ろしい方々が
更に才能を発揮する為に必要な心構えが
マインドフルネスのような意識の
問題だと言う訳です。
これにまつわる名言は
ググるな
自分の中を検索しろ
ーbyグーグル(おい…)
ま、本当だ。
そう、マインドフルネスとは
自らの感覚を取り戻して
自分の中を検索することと言えましょう。
わたしはこのブログのヘッダーを
海に潜る人魚たちにしています。
それは、誰しもその人のうちには
豊かで広々とした海を=潜在意識
抱えていると感じているからです。
今や、陸地は大体が
未開ではなくなりましたが、
深海は宇宙と同じくらい
わからないことだらけの
フロンティアと呼ばれているように。
あなたの中には様々なモノが内在している。それを意識上へと浮かび上がらそう、と。
はい、いつものごとく話がずれました。
今、企業では鬱病対策から
生産性の向上から
心、意識、マインドをどう扱うかが企業課題になっています。ざっと耳にするだけでも鬱での休職も多いですね。
どうして、そうなってしまったか。
散々生産性が向上とか書きましたが
その追求の度合いが
いけなかったと思います。
- 生産性が向上
- 合理的な物事
- 無駄を省く
- 常に意味あること
- 役立つこと
- 何かをしていなくてはいけない
スケジュール表は、
埋まっていなくてはいけない
貧乏暇なし
ぼんやりしていたら
ぼーっとしてる暇があるならば
やらねばならぬことがあるだろう
そうやって追い立てきた。
社会が大人を
大人が大人を
大人が子どもを
子どもが大人を
大人が他人を、社会を、国を
時代が進むにつれ伝播の方法が
広く速く、そして瞬時に加速していく。
口から口の噂から
新聞の様な出版
テレビというメディア
そして、ネット。
更にパーソナルパソコンを経て
スマホ、ウェアラブルへ。
マインドフルネスを実行するとしたら
その情報の波を、あえて意図的に断つ
ということになるでしょう。
ぼーっとして
自分の中を検索する為に。
脳科学ではその時の脳の働きを
デフォルト モード ネットワーク
と言い、脳の中の「感情」や「運動」「記憶」などをつないで束ねる脳内最大のネットワークと言われています。
だからクリエィティブなことをする為にはこのモードになる必要がある。
ただし、
この「デフォルト・モード・ネットワーク」だけは、不思議なことに、本を読んだり勉強したり、何か特定なことに目的を定めて考えているときは活動が低下し、反対に無目的で何も考えていない時だけ活性化しています。いわば脳がアイドリングしているときに、一番活発に働いていることがわかっています。(「脳を鍛える茂木式マインドフルネス」世界文化社より)
故に、デフォルトモードになる為には瞑想の様な空っぽ、空になる時訓練が必要です。わたしのような職業(潜在意識や身体の声を聴く)は、この鍛錬が欠かせません。自分でも毎日しますし、身体の鍛錬は週一で行います(ヨガではありません。ヨガ、巷の瞑想は危険が多いので、わたしは推進はしません)
上記にも書きましたが、
スマホの使用は、脳にとっても身体にとっても、真逆する行為なので要注意です。必要最低限の使用をしたらスマホは触らないこと、覗かないこと。
ましてや通勤の電車内や、手持ちぶたさの時のスマホ、は脳内を余計な脳内の疲れと眼精疲労を招くだけです。氣分転換になると思われがちですが、神経系統が疲れるだけでタバコの害と同じように害は大きい。
そして人工知能が人を超えるのは
2045年と言われています。
人が人工知能を超えられるのは
感覚、感受性かと思います。
ほりえもんが
AIの独創的なレシピに対して
「それを食べて
美味しいって思えるのは
人間だけだ」
と言っているとか。
それも、もっともだと思いました。
だから誰かと会う時は
スマホはしまいましょうよ。
机に出したりしないで。
その場に居る人と
感覚を共有しましょうよ。
その人との時間を大切に
しましょうよ。
繋いだ手のぬくもり
あの人の笑った声の響き
シャツの匂い
二人だけにしかわからない
くだらない、けど大切なフレーズ
寄せた肩の安心感
ふと見上げた空の広さ
一緒に聴いた蝉の声
打ち上げ花火の空氣の振動
あの日バカみたいに
笑いがとまらなくなったこと
一緒に協力してかいた汗と達成感
花の香り、風の感触
一緒に食べた料理の味
追いつこうと駆け出した心臓の鼓動の速さ
笑いまくった後の心地よい虚脱感
その人の歩くテンポ
大切なあの人と、この人と
ずっと記憶に残る宝物は
こんな感覚と一緒に存在して
あなたの中に生きている。
別の角度から言えば
マインドフルネスとは
感触を取り戻し、感じ切る時間を
自分に与えること
感じ切ると、
一人でいること=孤独
ではないと、わかるんだから。
感覚を手放したらだめだよ。
たかが成績のために
たかが会社のために
たかが見栄のために
たかが他人のために
