本当の問題解決能力とは

本当の問題解決、トラブル対処法、

ミスをした後どうするか、

これらはやり方を教えてもらったり、仕方をストックするモノではありません。

確かに、何があって頭が真っ白になった瞬間、あ!お母さんはああしていた、と言うような図や上司が父がなどあるかもしれません。それは確かにあなたの中にある血の通ったお母さんがした経験の場に居て、あなたはそれを見て学んだ、と言う共有した知恵です。ありがたく今回からは自分が主体になってやってみましょう、チャレンジしてみましょう。

しかし何かのセミナーや本で読んだだけの解決法をいくら教わってもあまり役に立ちません。

それは思考の中の知識だからです。

その時はへー、と思ってもへー、でしかないからです。これはトップダウンのやり方なんです。

しかし自分で試行錯誤したり、出来る人の側で共に見聞きした体験はボトムアップの知恵に分類されます。

こちらになるモノは、あなたの血肉です。

昔職人さんが修行したやり方は親方のやり方を見せてもらえなくてもその場には(工房にいる、生活を共にする、釜の飯を共にする)ことは直接的に関係なく見えるしとてつもない時間がかかるので、合理的が善とされる現代社会ではバカらしい、無駄が多い、と切り捨てられてきました。

小学生の同級生のお父様が提灯屋さんでして、子どもに簡単な絵付けを教えてもらったときに話を聞きましたが、墨を擦れるようになるまで10年、とおっしゃってました。書く前に10年、です。でもそういう墨じゃないと色むらがでちゃうんだろうな、と思います。ましてや灯篭、透けますからね、難しい。今じゃ墨を摺る職人さんもいないそうで・・・(その後提灯作ってもらいました。同級生は新聞記者さんになって誰も跡つぎいないんです)

だから今は住み込みで寿司屋さんの修行なんてしないし、しても逃げちゃうから、簡単な寿司アカデミーで授業料だしてお客様でしかも短期間に、と。だって技術だけを習いたいんだから、って話でしょうか。

わたしはやっぱり味っていうのは、その人の身から出るものだと思います。おいしい寿司、でも、あの人の味は出せない、あの人は違うってあるでしょう?それがその人の血肉、ボトムアップの能力の表現だと思います。

それはその人の”生きざま”が加味されたもの、いや、生き様から

出たもの、その人の生きる姿勢そのもの、と言えるかもしれません。

それが発揮できてこそ、その人の能力の発露と言えるでしょう。

だから、何か資格があるとか、形ばかりが出来ている、という他人の服を着たような状態の出来上がりだとしたら、どんなに難しいことや、お金がかかることだとしても、それは大した価値があるものではない、というか、人の心を動かすことはできません。

能力があれば、なにか活路が見いだせるはずです。

それが本当の問題解決能力です。

何か持っているから、

何か知っているから、

何か分かっているから、

ではなく、そこから創り出せるか、が本当の才能であり能力なのです。

本当の問題解決能力とは
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