心理セラピストを選ぶ上で参考にして欲しいこと(アドラーを例に)

セラピスト・カウンセラーの選び方
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前にアドラーが流行りましたね。

一部のエセ自己啓発に多様されちゃったアドラー。

アドラーの言葉、しかもアドラーがナチスドイツの為に自分の夢を断念し、アメリカに逃げざる得なかったのですが、そのアメリカにてアドラーの理論は自己啓発と結びつき広まりました(岸田先生の嫌われる勇気は、アドラーの本質に基づいていると感じますが、浅く読まれた方から誤読もあったな、と)

アドラーが得意とした分野、それは児童育成の場であり、自国で児童支援施設を各地に作り上げていた最中にナチスに追われたのです。ここで展開していった人たちがアドラーの直弟子でみんなナチスドイツに殺されました(多額のお金と運がないユダヤの人はアメリカへ逃げることはできませんでした)またアメリカでの愛弟子も2名いたのですが交通事故などで若くして亡くなり、本当の意味でアドラーの真意を受け継ぐ人はいなくなってしまいました。

そして彼は元々どんな精神科医だったか彼の人生も紐解かねばなりません。

彼は幼い頃にかかった病で身長は165センチ。貧乏な人を救うべく医者になりました。最初に耳鼻科であった頃は診察代金を物で受け取ったりしています。言わば赤ひげ先生です。(フロイトなどは催眠系は儲かるらしい、と聞いて選んだ、という経緯の持ち主。袂をわかったのは理念以外にもそういう方向性の違いもあったのかと勘繰りたくなりますね)

 

ではそんな彼が病気、貧困、戦争体験の先にあった臨床スタイルは
相手の耳で聴き、相手の心で感じる、でした。そして自他共に尊厳を持って扱う、だと思います。

例にとりましょう。
ほかの医者からヒステリー患者で手に負えない、と助けを求められた女性のセッションをしている時に、いきなり殴られてしまいます。しかしアドラーは血を流しながら、

「さあ、一緒にどうしたらあなたの為になるか考えていこう」

そう語りかけます。
記録では2回アドラーは殴られています。

アドラーは身長165センチ、女性は175センチです。女性だからといって体力的には互角だったかもしれない。
こんな覚悟の人が言う、

「あなたの好きなことは何だろう」

と、

「あなたの好きってなに?強みってなに?」(好きなことを仕事にして会社なんか辞めちゃおう♪)
と言っている人の言葉は同じでしょうか。

セッションの効果にセラピストの人間性が関わっている、とはこう言うことです。
マニュアル通りに、台本通りに、したセッションに魂は宿りません、

あなたに合う、そして、
心から言葉を発しているセラピストを選んでください。

あなた自身の心に響くセラピストと巡り合いますように。