自己紹介、履歴書を書く
長所と短所を書いてください、
など唐突にくるあれ、嫌ですよねえ。
わたしは嫌でした(x_x;)
欠点はわかるよ、でもさ長所?!
なにそれ!わかんないし、だいたい仮にあったとしても、それって書いたら恥ずかしいし!!(日本人的意識でしょうねえ)
とかなんとか。
ですが、自己を見つめなおす
という作業はとても重要です。
学校を決めるにしろ、
就職するにしろ、
結婚をするにしろ、
自分はどんな風になりたいのか、
働きたいのか、暮らしたいのか
自分にとっての幸せを
選択する上での指針になりますから。
さて、
ここで吉田都さんの話をしようかと思います。昨今色々な若者のバレエコンクールで
日本人若者が入賞することが多いですが、その先駆けともいえる方です。
彼女は1995年から2010年まで世界三大バレエ団の一つイギリスにあるロイヤルバレエ団のプリンシパルとして活躍しました。
※プリンシパル=重要な人という意味で、
主にバレエ団の主役を務める踊り手の称号
チェチェを着て優雅に舞い踊る姿、
それは大変美しいバレリーナの世界ですが、プリンシパルに至る道のりは大変厳しく、また維持することは、もっといばらの道なのです。
観客が舞台を見ている袖口で優雅に白鳥の踊りを踊るプリンシパル、
その袖口にはメイク、衣装をばっちり決めた同じかっこをした次期プリンシパルが
転んだ瞬間に躍り出ようとして待機してるんです∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
わたしならとてもそんな
緊張の中で踊るなんて…とてもとても。
ま、ともあれ、そんな肉体だけでなく、
精神も強靭なバレエダンサーなわけですが、吉田さんは高校の時にイギリスにバレエ留学した時から、体形体格に凄まじいコンプレックスがあったそうです。
そりゃ、欧州で生まれたダンス。
そちら生まれの姿かたちの人種の方が
しっくりくる身振り手振りに衣装なんだから、どうしても不利です。
顔が小さい、すらりと伸びた手足、
白い肌…わたしは違うそう思ったのだと思います。
実際現役時代は夕食のみしか食べなかったそうです(*_*)
ま、反対にわたしなぞはマダムバタフライのオペラのソプラノの方、日本人以外の方を観ると正直、着物が浮いちゃう蝶々夫人に毎回ドン引きするわたしですが…。
あの豪華絢爛な柄と色彩の織り成す着物は欧米の方々にはしっくりこない。
それは文化の個性だからいいのですが。
話を戻して、彼女は悩みます。
ただ、ここが人生を謳歌する人と、しない人に分かれる思考だと思うのですが、彼女は一流になった方ですので謳歌するように考えます。
ダンスの腕は練習で努力できる。
小顔や、手足をどうしていくのか。
どうしたら、魅力的に見せられるのか。
どうしたら、わたしの持ち味に変えられるのか。
結果、吉田さんは鏡をみて自分の首が最大限に長く小顔に全体をすらっと見える角度を発見し、自分を訓練していきます。
更にそれを武器にするためにダンスの中に自分の角度に合わせて見せ場をも作っていたそうです。
そうして彼女はバレエ学校からバーミンガム・ロイヤル・バレエ団、そしてロイヤル・バレエ団(ロンドンを本拠地)へ!
在籍中は年間200公演という数をこなし、
チケットも93パーセントの売れ行きを誇っていたとか。イギリスの観客は常設劇場なので、プリンシパルが誰であるかを観客は厳しく吟味してくるので、これはなかなかすごいことなんです。
生まれ持った姿は変えることが出来なかったけれど彼女の独特の角度は逆に彼女の個性を発揮するきっかけを生み、彼女を最高峰のプリンシパルまで導いたと言えるのではないでしょうか。
彼女がそのままわたしは日本人だから…どうせ無理、そう諦めていたら技術はあるけれど華のないダンサーの一人として、そのまま日本に帰り、バレエ教室を開く程度のレベルで終わっていたかもしれません。
精神科医でアドラーもこう言っています。
「与えられた物を数えるより、
それをどうするかを考えるべきだ」
わたしの大好きな言葉です。
長所、と思えるものが少ないと感じるなら
欠点と認識しているモノを長所に変換していきませんか。
人付き合いが下手、としたら
一人の時間を豊かに味わえる人?
それとも物事を深く考えられる思慮深い人?
すぐ怒りやすい、としたら
それだけパワーがある人?
対象物に対して情熱を注げる人?
あなた独自の個性を発揮する変換だから
あなたが自分で考えだすことに意味があり、また答えは一つではないのです。
ゲームだと思って先ずは氣軽に考えてみると面白いですよ。
↑吉田さん


