先日、茂木健一郎さんの講演会に行ってきました。AI時代に必要な気づき、きずな、個性の脳力、と言うタイトルで大変面白いものでした。
が、驚きがありまして。
テレビで観る彼とは違い、
多動行為が激しい!! 片時もじっとしていない。
講演2時間の間、ほとんどぐるぐるその場をまわっているような、その様子を強いて表すならばエアロビの四角いステップがあるのですがそれを永遠にしているような…
(本人曰く、一人学級崩壊、と表現されてました)
では そんな落ち着かない癖の良い面を探してみましょう。息子さんをお持ちの方で多動が悩み、あるある、ではないですか?
貧乏ゆすりをする人は寿命が長いこと、
そして切り替えが速いそうです。
わたし的に解説すれば、
色々な心の葛藤を身体動作で表現出来ていること(貯めてこまない)
身体が揺らぐことで固めない、リラックスさせている、と言う利点があると思います。
ですから彼は、落ち着かないという個性をオープン(多動な ワタシを公言)にすることで、緊張するような場面で彼なりのバランスを取ることで、自らのパフォーマンスの質を維持しているんだな、と感じました。
話はスマートに、途中途中にユーモアを交えながら時間内に起承転結もしっかりとテーマはブレることなく最後にはしっかりクロージング。(原稿はなし、で、きっちり仕上がってました。頭の良い人はすごいですねぇ)
やはり個性は否定するものではなく、どう折り合いをつけるか、受け入れていくか、と言うことなのだと思います。
そもそも講演の結論もそんな感じでしたのでより説得力があったかもしれません。
(因みに そんな彼が自分を上回る多動ぶりにびっくりしたのがビートたけしさんだそうです。
うん、多動を押さえつけなければ賢い人になるかもしれませんゾ)
その話の中の個性に関するエピソードで、松任谷由美さんの(わたしにとって)大変興味深い話が出ましてシェアしていきたいな、と。
ある番組の対談の場で、
松任谷さんから質問されたそうです。
「学校のパイプオルガンの音があまりに綺麗で感動して聞いていたら自然と涙が流れて…その翌日から、わたしの声は
パイプオルガンと同じになってしまったの。これは脳科学的にどうなの?」
と。
茂木さんはこれには困った。
科学的思考では全くないので脳科学的には答えられなかった。
けれどあんな素晴らしい詩と楽曲を出来るのは個性であり・・・
というくだりだったのですが。
これを読んで、松任谷由実さん、芸術家だなあ、風変りだなあ、そんな風に思う方はエンパスではないのでしょう。
しかしなんだ。
うーん、エンパスなんですね、
松任谷由実さんは。
彼女はパイプオルガンの音に共鳴して、パイプオルガンの音の本質を自分の声色に取り込んだ、ということです。
これがエンパスの才能の一つ。
よくエンパスは人の心を感じてしまう、
敏感な体質という感じで、
傷つきやすい自分ってエンパスでは?
そう思っている方がいるようですが、
それは境界線が引けていない、
左脳機能がうまく働いていない状態、
であったりする場合が多いのではないか、
と思います。
左脳の機能の一つとして個々人としての、独立した意識を保つ、
というのがあるからです。
例えば怒っている人がいて、
その人のことがやたら氣になる、恐怖に感じる、その人がいると落ち着かない、
などと必要以上に敏感になってしまう、
そんな場合です。
これはPTSDやトラウマが要因な場合が多いでしょう。
つまり敏感にならざる得ない理由が、
その人の中にある、ということ。
その人の中に、誰かに怒られた人が住みっぱなしになったまま、な場合です。
その結びつきが強くなると共依存となります。
ですから共依存の状態にある人などが
自分がエンパスだと勘違いしていることもある。
またHSP(”Highly Sensitive Person”)の方とかね。
共依存やHSPの必要以上に刺激として敏感になってしまう状態と
(または麻痺してしまう場合もあり)
と
松任谷さんのパイプオルガンの共鳴とは
似て非なるモノ、なんです。
これは体感者にしかわからないかもしれない。
共依存かエンパスかはたまたHSPか、
どれでも良いのですが、
問題は自分がどれかが、正確にわからないと対応が違うので 混合しないほうが良いでしょう。
ですので更にエンパスの特徴について書いていきます。
先日わたしは街中で、自閉症の青年で帰り道がわからなくなり混乱されていたのを手助けしました。
かれらはふと、心のポケットに入ってしまうと日頃出来ていることもできずに繰り返し行動から抜け出れなくなる。
だって はまりこんじゃってるから。
それだけなんだよね。
ただ そんな時、他者に円滑な助けを求めることが難しい。
こんな場合でも、
エンパスだと彼の困惑を外部からも感じて手を差し伸べられる訳です。
呼ばれるというのだろうか。
ふっ…と感じるのです。
助けが必要な人を。
(感じ方はエンパス本人の個性に由来しますが重量で感じる人、明るさで感じる人、色で感じる人、匂いで感じる人、音で感じる人など様々。だから単に過敏なだけでないシックスセンスがプラスされます。
因みにわたしは重力です)
前にオリンピック選手特集の折、
さんま御殿に出ていた方は色で人のエネルギーを感知されるエンパスの方がいて発言したらキワモノ扱いされてましたが……
しかしながら彼は運動選手として自分のエネルギーバランスの自己調整が可能な筈で選手としては大変有効な能力でしょう。
また わたしの分野なら、
悲しみや怒りなど情動的になりすぎる、
それはバランスが悪いですから、その人のベストパフォーマンスとして能力が発揮出来ない状態から、全体を調整しエネルギーを循環させるようにしていきましょう、と提案することが可能ということになります。
上記のように、
自分の内部のトラウマと全く関係ない場合でも、状態を把握したり、浄化したり、人や物のベストなあり方への調整や相性を感知できる、それがエンパスです。
また自分の得意分野なら、瞬時にその本質を読み取り自分のものにすることが出来ます。(松任谷由実さんならパイプオルガンの音色の鳴り方、が、再現できる、ということ。わたしなら、体や心の響きで心理療法の再現が可能)
また土地や物のメッセージを受け取ることもあるでしょう。
違いがお分かりいただけたでしょうか。
エンパスの方なら前記の松任谷由実さんの話しているニュアンスが とてもよくわかると思います。
うん、彼女の言葉に響くものがあるならば、あなたはエンパスなんだと思う。
全くの余談ですが、
心屋さんが自分は歌で癒しをしていくと公言されました。
が、松任谷由実さんのように楽器と正確に共鳴できるようなタイプの人は歌声の波動が正しい響きで人をヒーリングしていけるでしょう。
ヒーリングとは浄化と正しい波動にすることだから。
故に心屋さんのように心身が歪んだ人が歌っても癒しにはならないです。
歌は本人の體(カラダの旧漢字。骨を豊かにしたもの、コツを掴む、のコツは骨)が楽器です。
しかし歪んだ體の本人が発する音色は勿論周波数がズレてるので逆に聞いてる人も同じようにズレたり歪んだりします。(同調しますから)
いやいや歌詞がカウンセリングだから、ですか?
うーむ よく読んでください。
わたしには洗脳する文言に思えます。
また、
聞いたら不思議に涙が…
寝落ちしました…
歪んだカウンセリングやヒーリングで
良くあることです。
それは あなたの身体からのメッセージ。
素直に、
いやだ、やめて、
こんなヒーリング(カウンセリング)
受けるのは。
洗脳しないで。
または
眠くなるのは、
悪いエネルギーを入れられる場合、
(巡りを阻害されるように入れられる)
またはエネルギーを盗られてる場合、
(これは純粋に奪われたということ)
です。
(最近、心屋さん本人が神社で腰が痛くて動けなくなったとブログにありました。
腰に溜まるのは怒りが多いです。
神社で氣が良い場所でつい、
“自分への怒りが隠し切れずにうっかり漏れた”
のに。左脳で本音を抑え込み自己説得をし、
歌が本当の望み
とか
神さまに愛されてるからお試しがきた、
とか
のミスリーディング。
まさにこれが悪い意味でスピリチュアルにハマった人、または現代人の自分との乖離の仕組みです。)
話を戻して。
エンパスとして困っている あなたへ。
人混みであちこちから来たものと同調して、疲れたりしますね。時に感情や痛みが他人なんだか自分なんだかわからなくなったり。
でも一番辛いのは、他人の本音を見抜いてしまい、それを知られてその人から怖がられることが一番辛かったのではないだろうか。
わたしは親や家族親戚からも疎まれたし、ほぼ知らない人からいきなり、あなたの眼は人の心を見抜く占い師みたいで怖いって言われたりしたのはとても嫌だった。
だって、わたし達が悪いんじゃない。
見抜かれたら嫌だ、とその人が本音を隠してるから、我々に恐怖を感じるのだから。
とは言え、そんな出来事で心を閉ざしたり、自分の言葉を飲み込んだりしてはこなかっただろうか。
もう みたくない、
ききたくない
しりたくない、
かんじたくない、
そう思ったことはないか。
わたしは、ある。
そうして心を閉ざしたり、傷つくと、
弱くなって、
他者から利用されてしまうから。
だから自分を取り戻して。
あなたの能力はあなたが良い物、好ましいものと感じるものと同調することで、ユーミンの様に自分の能力や才能をより広げたり、自分の能力のアップデート出来る個性。
生命そのもの波動を感じられる人だから。他の人以上に声なき声、を感じられるよ。
どうか悲しんだり、嫌になったり、苦しい個性だ、と嘆かず、自分と付き合ってみてください。
あのね、自分が共鳴して一番居心地が良いものと出逢えば、それは あなたにとり拠り所となり自分自身に戻りやすくなり、能力を上手く扱える筈です。
ユーミンなら音楽、みたいなもの。
そういう風に使っているとだんだんバリアというか必要でない時は同調を止めることがしやすくなるから。
(のべつまくなしに視たものすべての感情を拾ってしまうのではなく、集中したら感じるようになる、とか能力のオンオフをつけられるようになりやすくなるから)
でもら繁華街やら変な集会や、
人が多いところは大変かと思う。
だから物と同調してしまう能力があるならば、土地やスピリチャルショップは寄り付かない方がいいでしょう。
(行くなら厳選した店に。)
特に最近のスピリチャルショップは氣が混乱しているし、モノによりとんでもなく悪い氣が込められているから。(代表例としてオショウタロット、これは酷いね。)
時に安心して一人になる時間と場所は確保してね。まあ、ゆるゆる、肩肘はらず
ゆっくり生きてきましょう。
