これは素晴らしい本でした。
本当に読みながら、そうなんだよ、そうなんだよ、と心が明るくなる本です。
一般に悩んだ方が読む心理系の本や、自己啓発の本などは暗くなる傾向にあるような気がしますが、
これは前向きになる本です。素直な文体とどんどん失敗しながらも反省して次に進んでいく作者と共にあなたも進んで行って欲しい、そんな素敵な本です。
それはアフロヘアがトレードマークの稲垣えみ子さんの著作、「一人の飲みで生きていく」です。
稲垣さんが居酒屋での一人での飲みをコツを教えてくれる本ですし、ご本人も居酒屋での振る舞いであって会社などとは違う…という書き方をされているのですが、
違います!!
これは家庭、学校、会社、ママ友、社交的なお付き合い、友人関係、にショッピング?(最終的に居酒屋やショッピングなどのような関係性まで)ありとあらゆる人間に役立つ極意がここにあります。
まず、ここに一人飲みの態度、とは”自立”のことであり、そしてその自立があって、初めて居場所と他者との交流のスタートラインに立てることが出来るからです。
自立とは何か
をこの本で学ばれたら依存状態ということも分かると思います。
様はこの本の反対、最初の稲垣さん(一人飲みデビューのあたりの頃)が依存状態なのです。
いやいや稲垣さんは有名大学から新聞記者として華麗な履歴の持ち主であります。
自立してるじゃん、と思われるかもしれません。
でも精神的にそれは依存状態だったのです。
そうとらえるならば、専業主婦(主夫)や子どもであったとしても、
心のありようによっては自立ということが可能である、ということです。
そして不安とはどこから来るのか。
不安とはなんなのか。
それは依存状態から来るのです。
そして寂しさ、も同じこと。
楽しく、そして大きな文字で、分かりやすい文章で不安や孤独という依存状態から脱して、
本当の意味で他者とコミニケーションを取れる自立状態へなれる心構えと具体的な方法が書いてあります。是非読んでみてください。


おれらこの店入れるかな?
どうするよ…(どきどき)