既製品でも、
物を買えば出来合いのお惣菜のように
買ったら終わり、じゃなくて
出会ったならば、
お互いがお互いを育てる関係
だから。
出会ったら(=買ってきたら)
終わり、ではないのです。
だから良い関係になりたい
素晴らしい夫婦になりたい、
親友を作りたい、
良い会社に勤めてたい、
なら
完成された素晴らしい相手(会社)を
見つけること、
ではなくて、
例え荒削りの原石であろうが
共に向上心を持ってお互いがお互いを育てあえる関係である相手を見つけること。
そして相手ばかりに要求を押し付けることなく
また
自分ばかりが相手に奉仕し過ぎることなく、
存在価値としては例え社長とヒラとしても
ウィンウィンの間柄であること、です。
(給料や職責とかは違いますよ。人間として、ということです)
だから、結婚ならば、
御伽のように出会ったら終わりではなく
バブルの頃のように3高という完成品という幻想に惑わされたままではなく
入社ならば、
(今は特に新卒の方々へ)
ブランド力でも安定性でもなく
給料や福利厚生の良し悪しよりも
この会社に入ったなら、
自分は成長出来るな、させてもらえるな、
この仕事を通したら、
自分のしたい社会貢献が出来るな
この会社の幹部や働く人は幸せそうだ
瞳が澄んでいる、
風通しがよい。
闊達な議論ができそう。
という目で見て欲しいな、と感じます。
新卒なら、正直まだ体力時間共に常識内のハードワークにも挑戦出来る人生の時期。完全ブラック体制でないなら、自分の力になるなら余暇時間も勉強に使える時でもあります。世話する家族もいないし。(あえて大企業に入社は、新卒の今しか挑戦出来ないので、それを味わうのもありなのかも知れません。三年デカイ船ならではで勉強させてもらう、という覚悟と大企業は組織力がしっかりしているので自分を良くも悪くも見失わない、飲み込まれないという意識を持ってくださいね。その会社の常識はあくまでその会社だけ、なので…。
しかし早く日本の企業精神改革がされること、を望みます。新卒を自分色に染めたいって他人を受け入れないことだから)
夢の理想の相手(や 会社)を望むと
思考は
”いつか”
(いつか、これが出来たら
いつか、これが手に入ったら
いつか、ここが変わってくれたら
いつか…)
または
”もっと”
(もっとお金が手に入ったら
もっと時間があったなら
もっと楽になったら
もっと…)
となり相手に期待した待つだけの受け身の人です。
9歳までは受身の人、で良いですが人間の発達関係上、二桁からは自らが自律し、自立に向けた成長をしていかなくてはいけません。
そして成長をするならば、一人より二人の方が切磋琢磨し合い生きていかれる。
だから人は仲間を求める。
また向上したい、成長したい、より良い(より良いとは、今の自分より更に、という自発的な要求です)自分へ挑戦とはすべての生き物の望みであり、願いです。
カールロジャースは暗い食物倉庫の中で、それでも微かな光を頼りに発芽したジャガイモの芽を見て、感動し、そう感じたそうです。
わたしは飼い犬たちから教わりました。どんなに難病で苦しくとも、もう明日命が尽きようとも、歩こう、生きよう、としていました。
いや、植物の光への反応でしょ、
動物は明日への時間認知の無さでしょ、
そう思うのか、
いや、生きとし生けるものすべては
生きよう
と自らしているのか。
現象をどちらで解釈していくのか
つまり認知していくのか、
目の前の命をまるごと受け止めるのか、
一部しか見ないのか、
それが その人の幸せを決めるとわたしは思います。
そういう目で世界を観れば、
雨が降ること、
陽が当たること、
鳥のさえずりや、草木の芽吹き、
葉の輝きに、形状の違う形から色、
アリの巣作り、それからも頬を緩ませることが出来るでしょう。
つまり あなたの目の前に
すでに幸せはあるのだから。
幸せはモノでも金でもありません。
あなた、という存在を尊重され
理解され、受け入れられること。
だから目の前の命を受け入れてください。
もし求めるならば、あなたから始めなくてはいけないから。