先日たまたま観たクローズアップ現代にて
性被害についてやっておりました。
わたしが一番印象に残ったのは街でデモで啓蒙活動をする元被害者の方々の表情でした。
また、被害者としてゲスト実演されていた方のコメントを発するまでの沈黙です。
身体はもとより、
人に対する信頼を失わされたこと
自分が恥ずかしい存在として認識させられること、が、どれだけ人を苦しめるか。
なぜなら大半の性被害の加害者は顔見知りだから、です。
レイプがとんでもないご法度である上に、父、兄、弟、親戚、上司、近所の人、先輩、という身近にいて人間関係を持っていた人間が豹変する恐怖と絶望は計り知れません。
あってはならないことであり、減らすためには相手の氣持ちを慮る為に、共感力と自己肯定感を育て、はぐくむ社会が必須であると感じます。
しかし、わたしが今回この記事を書いているのはクローズアップ現代にゲストで出られていた精神科医の方のコメントに強烈な違和感を覚えたから、です。
以下、引用ー
※小西さん=精神科医
小西さん:ワンストップセンターはただ話を聞くところではなく、例えば、警察に一緒に行って本人を支えましょうとか、産婦人科や医療に紹介するとか、そういうのも同行してくれたりするんですね。わりと具体的に一緒に動いてくれるところです。でもワンストップセンターに最初に相談しなさいっていうのは、公式に言えばそうなんだけど、被害者からみたら、それはできないです。
今、調査すると、過半数の人がまだ、友達にも親にも、誰にも言ってないんです。
だから、最初に言うべきことは、誰でもいいから、あなたが信用できる人に相談してみようです。
さらにもう1つ言うと、その人が先ほどのような考え方をして、あんたどうしてそんなとこ行っちゃったのって言う可能性も結構高いです。だから、1回だめだった時にもう1回別の人にも相談してみようっていうところまでは、ぜひ言いたいと思います。
ーー引用終わり
違和感を感じる紫の部分
性被害は誰にも言えないでいる、それは誰にも相談したらよいかわからない、それ以上に身内や友人には言えない、知られたくない、ということが強い動機ではないでしょうか。
まさか わたしが、
または
あまりに幼い、
などの要因でセンターの存在を知らず、
どうしたら良いかわからぬまま人知れず被害者なのに、自分が悪いのだ、と自分を責めている孤独な姿が想像出来ます。
それなのに、誰でも良いから相談、
しかも信用できる人って…。
信用してる人から被害を受けた人に?
更に相談者としての心得がない人は、
親切心や身内だからこそ上手い距離感が掴めずに過剰な同一化による心配心を
そのままぶつけてしまう場合がある。
今、傷ついた人に、それを勧める?
ですから、わたしは身近な人への相談は先ずはやめた方が良いと強く感じます。
被害に もしあってしまったならセンターに相談した方が初期の場合は安全です。
しっかりと具体的な心、身体、法律のケア対応をした後に、自分が言える時がきたら言うことが安全ではないかと。
理由を以下にまとめます。
1.身近な人を相談相手にした場合、その人は相談者としての心得がありません。
親切心から、心からの心配などで
でも、なんでそんな場所に?
二人きりになったの?
そんなかっこしていたから、
など、あなたの罪悪感を駆り立てる危険性があります。身近な人に絶望することをこれ以上増やしてはいけないです。
2.そもそも被害を一番知られたくないのは身内
だと わたしは感じます。
それこそ、辛くないですか?
とにかくあまりに傷ついた状態です。親に知られた、などという傷を更に自ら増やしてはいけません。自分を大切に。
3.望まない妊娠への対応ピル、また警察へ被害届を出す際の味方となる専門家の弁護士なども紹介してもらえる
→わたしの身体を、社会的権利を大切にする具体的ケアを自分に出来る!
妊娠してしまったら、心労や身体の傷は増えるばかりです。具体的に被害を最小限に食い止める手筈をとるのが一番。
また警察はそれはデートでしょ、などとセカンドレイプを人によってはする可能性があります。一人で行くのは得策ではありません。万全の備えをすること、これも自分を守ること、すなわちこれまた自分を大切にすること、です。
4.プロの相談員が、あなたは悪くないのだ、と寄り添ってくれる
→これをしてもらうこと、は、第一の緊急の最優先の心のケア。
これも自分を大切にすること、に他なりません。
以上です。
どんな時も、いや、危機の時ほど少しでも自分を守る選択をする、それが自分を大切にすることになり、自分を愛することへの一歩へと続いていきます。
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