肝心な時に、どうしても謝れない わたし

あの時すぐに、


ごめんなさい、
ごめんね、
わたしが間違えてた、


そう素直に言えたなら、
伝えられたなら、


早く謝っちゃえば氣が楽になるのに。
誤解されずに済んだのに。
すれ違いが少なくて済んだかもしれない。
なんだあ、とか、
そうだね、誰でも間違いはあるよ!
なんて言われただけですんだり。
そんな風に、もっと仲良くなれるチャンスに出来たかもしれないのに。


…でも、謝れなかったんだよね。



客観的に見ればそうした方が良いってわかってたとしても、どうしても言えなかったんだよね。



みんなから好かれてるアイドルみたいなあの娘も、甘えっ子の弟や妹も、嘘泣きしたり、可愛くはにかみながら微笑んで、


ごめんなさい
ごめーん

なんて甘えた声で言ってて、


そうか、そうか、
いいんだよ、なんて
受け入れられたり、
更に愛されていくのを見てたけど、

でも、わたしは言えなかった。
ああ、わたしには無理。



だって、どうせ嫌われる、
嫌われたって諦めた。
そう思うから、言わないって決めた。



それかようやく頑張って言ったとしても、
口が急に重くなって、
やっと口を開いても声が掠れてたりして。
怒ったような、拗ねたようなしかめっ面で
低い声で、聞こえないようなか細い声しかでなくて。


それでも精一杯、勇氣を絞り出して言ったのに、そんなのが謝る態度か、だからおまえは可愛げがないんだよ、とまた怒られて。



あの子みたいに、なれない…!


お父さんが、
大切にしてる妹(姉)みたいに。
お母さんが、
可愛がってる弟(兄)みたいに。
なぜか先生から贔屓されるあの子みたいに。仕事はろくに出来ないのに、いつも良いポジションにいる あの人のように。


だって言ったら負けな氣がして。
だって言っても無駄な氣がして。


なにに負けちゃうのかわからないけど、
ごめんなさい、って言うともっと惨めになりそうで。わたしが終わっちゃいそうで。身体が動かないの。心が凍りつくの。
あきらめちゃうの。



こんな風に、意識ではわかっていても
傷付いた心が、言えない理由が、潜在意識と身体に残ってしまっていると動けなくなります。傷付いたあの時のまま、身体も心も、そのまま時が止まってるから。
どうせ わたしは…と言う どうせ を相方にしてね。


こんな風に、謝れない、素直じゃないわたし、が常設化していても、それは あなたの性格が捻くれてるから仕方ない、
だから諦めるしかない、のではなく、
それを阻害してしまう心の傷があるかもしれないと思ってみてください。


一般的に言われている性格やあなたがあなたとして認識している わたし、とは、
もしかしたら過去の傷による一連の防衛行動のあらわれ=自分の性格だ、と
思い込んでいることもあるから、です。


一つの目安を言うならば、
本当はこうしたいのに出来ない、
やりたいけど、とけど と言葉が続くようならば生来の性根よりは防衛行動※(※心を守ろうとして、頑なになってしまう)の可能性が高いです。


またこういう状態に自分を制限してしまう習慣が人間関係に支障をきたして生きづらい、と感じるシーンを自分は体験しがちである、と。(もう一つ重要なファクターがありますが記事にすると語弊が生まれやすいのでブログには書きません)


ただし人間様々な心身のコンディションがあるので、一概には言えませんのでそれはご容赦を。一時的な怒りや疲れから謝れない場合もありますから、誰しも。

が、そうした行動が常設化=同じようなシーンでの繰り返しをしてしまう、という場合、以下に具体例を書きます。

友だちを変えても、家族の間で、学校は進級したのに、転職しても、再婚しても、なぜか同じような問題や悩み、人間関係のパターンを抱えてしまう、そういう場合です。



そんな時は、
わたしはどうせこういう性格だから仕方ない、と決めつけてしまわずに。
自分自身を諦めてはしまわずに。


本当は、
わたしはどうしたかったのかな、
と自分自身へと手を差し伸べてください。


また心理セラピーはそうした場を提供する時間だと認識してもらえるとわかりやすいかもしれません。あなたが一人で行くには辛い記憶へ寄り添い、導いていくのが心理セラピストの役割です。

 
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