家族(夫や妻と子ども)とのこと子どもを尊重する子育ての提案

子どものお小遣いに関して、またコロナ5類検討について政府に思うこと

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新年度ですっけ、岸田総理が異次元の少子化対策をする、と。
中身は相変わらずのお金をバラマキでしたけど…(-_-)

そう言えばコロナ給付金で10万いただいた時、子どもに言われました。

「○○ちゃんのとこは、10万の内、5万小遣いでもらった。
わたしも欲しい。△ちゃんはそれで漫画大人買いした、□くんはゲーム」

わたしは答えました。

「○○ちゃんや△ちゃんや□ちゃんのお家は、それぞれ。
ここではお母さんの考えを述べようと思います。
今時給は1000円ぐらいです。あなたがもう少しでバイトが出来る年ですが、
高校生になったとしてかなりバイトをしても土日各4時間、月24時間で、2万4千円程度になります。
これは学校生活や友人関係や部活を犠牲にした状況ではないとなかなか難しいでしょう。
そうしたものを加味した上で、更に労働を体験しないでお金の価値を理解したとは言えません。
それを知らずにそんな大金を使ってしまったらいけないと思います。
そうした癖をつけてはいけません。

働き、頂いたお金は生活費、楽しみに使う分、貯蓄、と3つに分けていくこと、その中でやりくりすることをお小遣いを通して学ぶよう何度も言っていますよね。
仮にあなたが社会人になって貰える初任給は税金を除き、多分19万ぐらいです。家賃で8万、光熱費携帯代等で節約して2万以下、自炊して食費3万、被服積み立て金1万を確保、貯金3万、交際費は1万。今、何もしないで何万のお金を無計画に使うことを覚えたとしてこうした暮らしに耐えられるでしょうか?

わたしは親としてそうしたことを教える義務があります。

また青春時代は一回しか人生にありません。

時にバイトをすること、それもとても良い経験ですが、学校での部活動はとても他では体験できない貴重な時間です。大人になったら大人数集まってのスポーツをチームとして行うことは地域社会、転職の活性かなどがあり、今は更に難しいから、です。ですから、これはお母さんの意見ですが高校生活では部活動を優先された方が良いと思います。それはあなたの人生の宝物になりうるから、です。
ゲームも漫画も大人になっても買える。
しかし部活動での汗と笑顔と仲間という人生の中における煌めきの一つはお金では買えません。同じ仲間と同じ敷地で週に何回も練習し合える環境はとても貴重です。

確かに今、漫画を大人買いすることは一時の快楽を呼ぶでしょう。
しかし思い出してください。あなたは2年かけて40冊近いその漫画をコツコツ買いましたよね。
その漫画を一冊づつ手にした感動を思い出してください。
それは確かにあなたのもの、だったと思います。しかしこの10万でそれをしてしまったら、それはあなたのもの、という感覚がするでしょうか。
以上のこと踏まえ、何があなたにとり必要か考えてみてください」

話がずれちゃいましたけど、お金バラマキはやめてください、と思います。

根本的な少子化対策、わたしはこれには女性議員、および会社の上層部、官僚の女性の半数近い数の義務化のようなことをしないといけないと思います。確かに女性の敵は女性(専業主婦 対 働く女性、子どもがいるいない)であったりするのですが、やはり子育てや家事を主体的に体験した人が現実に添った政策事案がなくては何が本当に必要かがわからないからです。

また成績優秀者には返済義務のない奨学金制度、そして公立の塾(寺子屋のようなもので無料の塾)、児童施設の子を22歳まで居てよい、などを用意し、教育格差をなくし、本当に勉学に励みたい子どもが希望や夢を描けるよう社会システムとして、みんなで支えることが大切ではないでしょうか。
子どもに給付金というとずるい、というご意見もありますが、もしそうした社会システムで優秀な人間が望み通り大学に進学したとしたら、例えば本当に地方医療を支えたい志のある医者の誕生や、優秀な社会人が育ち会社や何かシステムを構築して雇用を生み出すこともあるでしょう。そうしたら子どもを持たぬ人も持つ人も、それこそ目先のお金ではない利益が還元されるとわたし個人は感じています。

で、タイトルに戻します。
コロナの5類への検討での政府関係者の声をテレビで見ました。

”ゴールデンウィークにはマスクを外したら、晴れやかな気持ちで旅行に行っていただきそんな時期が望ましいのでは?”そんな感じの発言でした。

わたしはそれを聞きとても虚しかった。
それと一緒に旅行補助を出して経済活性化、って流れか。
経済は大切です、でもこのコロナで一番つらく、

それこそ体に残るダメージと喪失をしたのは子ども達です。

大人も失業したり本当に大変だった。それこそ命を落とした方もいた。

でも社会的に一番心身ともにダメージを食らったのは、幼い世代です。
人として一番表情を学び、コミニケーションの基本を脳が取得していく時間、マスクだらけで顔が見えない時間を過ごすこと(テレビなどはマスクをとっていますが、0歳から始まるこうした脳の活性化は生の人間の刺激とテレビ、スマホ等の刺激はまったく異なります)、お互いに触れあえないこと、は皮膚感覚、および力の入れ具合など、身体のコミニケーション能力を阻害します。変な話、この世代の生殖能力は落ちてしまうかもしれない。皮膚の感覚が育ちにくい為、触れられことを快と思えない人も出てくる可能性があるからです。どこかのCMで言っていた、青春とは密である、これに尽きると思います。それを奪られた。たった一回しかない青春は奪われた。

大人の代わり映えがしない3年と、青春の移ろいゆく時代は全く違います。得る情報も学びも全く違う。卒業式から、遠足や行事、修学旅行、給食での会話、部活動、試合、クラスメートの顔(我が家は小学校6年から始まりましたので中学生のクラスメートはマスクを通してしか知りません。同窓会した時、みんなでマスクしないとわからないかもね)それらは二度と体験することはありません。
初めてのコロナでの修学旅行の中止の時のある先生のコメントが忘れられません。
”子ども時代の修学旅行が人生におけるたった一回の旅行になる人もいるんだ、だから行かせてやりたい”色んな人生があります。そういう人もいるはずです。本当に悔しい。

だから、わたしは政府の人にこう言って欲しかった。
(風邪や花粉症の次期がらGWなのかもしれませんが)

”この失われた3年間のマスク生活で一番犠牲になってしまった子ども達が晴れやかに卒業式はノーマスクで堂々と、そして新しいスタートを切る入学式でこれから時間を共にする同級生の顔をノーマスクで最初から、こんにちはと言えるよう。桜ふぶきに似合う笑顔が子どもたちに咲くよう、マスクを外していきましょう。わたしたち政府はそんな光景が見れる社会にしていくため5類検討をしています。
これが異次元の少子化対策の象徴になれば、と考えております”

 

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