心理学/脳科学/学問あれこれ

癒されたいならするべきこと

この記事は約3分で読めます。

わたしを目の前にすると人の心の傷は浄化され始めます。

これはわたしの日常でも起こるので大変困るのですが、浄化まではまだマシ。
(わたしも気力を使うのでやめたいのですが。身内もやめたら?と言うのですが。
まだまだ修行が足りないのでしょうか…)が、
わたしが働きかけたら癒しが始まってしまうので要注意です。

身体へのマッサージやら言葉の誘導はしたら更に癒しが始まってしまう。

いや、というか長く接する時間があればあるだけ、自己へと立ち返る道を歩まざる得なくなる。
それはわたしがわたしという原点に居るから、です。
セッションならそれを望む方がなのでよいですが、一緒にいる時間が長くなればなるだけ、
わたしからの影響を受けてしまうので、正直なんだか、ごめん、と思うのです。

いやいや、いいじゃない癒される?
よいじゃない、ほっこりするの?

温泉みたい?
わたしも癒された〜い。

はい、それはリラックスです。それなら良いかもしれません。がしかしわたしと居ると無意識の奥底の自我が目覚め始めてしまうのです。
それを癒し、と定義してみましょう。ということは、その人の心が開いていくということですから、その過程において、その人の自分自身を見る必要性が出てきます。


その人のありのままを見なくてはなりません。

大抵の現代人は左脳という人工物の脳しか使っておらず、右脳の自然とパワーとコントロールと縁のない世界と離れているので、覚悟がない場合、戸惑い、逃避、などが起こることがあるのです。

そう、癒されたいならすべきこと、それは自分のありのままを見る、という覚悟です。

ネガティブだと思うこともあればポジティブなこともあります。え、ポジティブならいいじゃない。いえいえ問題はどちらも未知数、ということなんです。あなたが意識したことのないこと=つまりは「知らないこと」がほとんどです。知らないこと、って初めてなので分からないから不安、その方が多い。

だからネガティブだけを怖がっている訳ではなく、実はあなた自身のポジティブな部分すらも怖いのです。

良いも悪いも、すべて。

それを直視する覚悟はありますか。あなたのありのままを見る勇気はあるでしょうか。

よく『あなたは○○の人、って言われてやっぱりな、って思った。嬉しい!』なんてセッション感想やコンサル感想?がよくあったりしますよね。ほら、ポジティブなのは喜んでいるじゃないって、それはその人が左脳で望んでいた答え、をもらっているからです。だいたいそういう人は、セッションする人がわたしは○○の人、このセッションに来る人は同じような○○の仲間なのよ、だからこの場に集まったのです、なんて言ってるじゃないですか。だから行く、んでしょ?それで○○だよーって言われたら、それを言って欲しくて行ってるのだから、『やっぱりね💛』ってなりますよ。

でもわたしがセッションであなたはこんな面がありますよ、って言いますけど、ポジティブなこともネガティブなことも「えー!!」(ネガティブはより暗い感じですけど…)戸惑い、っていうパターンが多いです。

だから癒される、とは、自己の際の発見。あなたが左脳の一部だけで生きてきたけれど、左脳全体と、右脳との新たな再会の時。知らないこと、だらけ、なんですよ。わたしってこんな人間、よく言う人いますよね。それはほんとその人の数%か、またはそう思い込みたい幻想です。それを捨てられます?っていう覚悟ね。というか新しい自分を受け入れる覚悟?でしょうか。

もし癒されたいなら、すべきこと、は未知なる自分への扉を開き、受けれていく覚悟が出来ますか?って話です。

タイトルとURLをコピーしました