【重要】生きる、生ききる、活かしきる、とは

自分本来に戻る、還る、とは

【重要】本来の ”わたし に還る” とは
本来のわたしに還る、とは平たく言ってしまうと“凡夫の悟りである”とも言えるでしょう。凡夫の悟りとは、わたしとは、平凡な一人でありそして誰しもが、そうである故に、わたしもあなたも”生きとし生けるすべてはみな平等であるということです。...

E・フロムの言う =”ある”状態なのだ、と
先日 書きましたが、
もう少し、深く ある 状態を解説しましょう。

 

“ある”、状態とは
何かが、ある のではなく、

わたしが    ある   です。

なにものにも執着せず、
なにものにも束縛されず、
変化を恐れず、たえず成長すること。
他者と分かち合い、関心を共にすること。
とフロムは言っています。

 

他にも偉人たちが、
わかりやすく言っている言葉をここに。

 

「君があることが少なければ少ないほど
君が君の生命を表現することが
少なければ少ないほど
ーーそれだけ多く、君は持ち、
それだけ多くの君の生命は疎外される」
ーカール・マルクス

 

「なすべき道は、あることである」
ー老子

また、今の世の中は
「持つ」生き方、社会構造に駆り立てられていやしないかと警告しています。

 

持つ、とは、
物質はもちろんですが、
物質だけにとどまりません。

賞賛、名誉、人氣、妬み、
のようなものも、すべて含みます。

しかし外部から得られる、
そういったものに依存している限り、
永遠に満足した充足は得られません。
故に、更に所有量を増やす欲望にかられやすい。

 

それは果たして幸福でしょうか。
そして、そこに愛(=慈愛)があるでしょうか。

 

日本には本来、愛でる、という言葉があります。

花を愛でる、子どもを愛おしく愛でる。
月を愛で、風を愛で、自然を愛で・・・

”愛でる”とは
対象を慈しみながら”見ること”です。

 

例えば、愛でていた花を
摘んだらどうなるでしょう。
所有の始まり、つまり「持つ」。

摘まれた花は、摘んだ人間の所有物に
なりますが、同時に命を奪われます。
他者のモノを奪う、他者の命を狩る、
「持つ」とは、そういう生き方です。

 

一時の所有した優越感と満足感の為に
もっともっとと不必要な犠牲を生む世界。

と、

花がそこで自らの生命を生き続け 
自分もそして見知らぬ人も、
その花を愛でる歓びを得られる、世界。

わたしは、後者の世界を選びたい。

 

そして愛する人に、
そんな世界で生きていってほしい。
そんな世界を新しく産まれる命に残していきたい。

 

そう思っています。
あなたはどうでしょうか。

 

そして、ある 状態を維持するには
成長し続けること、が必須です。

本来の自分に ある とは
そこからずっと
自己の生命を表現し続ける探求者となる、
と言ってもいいからです。

留まったり、固定してはいけないのです。

 

ですから挑み続ける、つまり自分を生き切る。
それが自分を愛し尊重することだから。

【重要】自分を愛すると言うこととはどういうことか、どうしたら愛せるのか
自分自身を愛する、自己受容。 このことが巷でズレて語られている気がします。 自分を愛する、とは自分を大切にする、自分の氣持ちを分かってあげる、自分が したいことをする、自分が自分を認める、など。  そしてまた、誰かから、...

そう、
”生きる”とは生命を与えること。
”活きる”とは活かしきること。
自分で自分に命を与え、
自分を全身全霊活用する、そういうことです。

 

また、自分だけではなく
それは他者にも言えることです。

 

遊牧民の屠る名人であればあるほど
家畜に苦痛を与えることはありません。
また、血一滴も無駄にせず、
苦痛と恐怖を与えられずに逝った命は
また美味しく細部まで他者の命となります。

 

一方、今、絶滅種のクジラを食べると
主に西洋の方々が日本人を批判しますが
もともとは大航海時代に船の燃料として
クジラの油を欲した乱獲が発端です。
油だけ、とって捨てた。
日本人はそんなことはしていません。

 

本当の漁師さんは、海を敬愛し、
大元の海岸沿いに木を植え、森を育て、海を愛で
魚の細部まで活かしきる人たちです。

 

本物の森の民は、
山菜や木の実を取り尽くしません。
必ず、他の生き物の分、
その山菜の子ども、は そのままに、残します。

 

また、日本の昔の家は、
すべてがサイズが決まっており解体された後、
使える部分は他の家に引き取られたり、
それどころか炭でいぶされた天井の竹は
経年の美として珍重され大切に再利用されるシステムでした。

 

今は家を解体するとゴミにしかなりません。

 

自分自身も、
あなたの隣に居る人も、
あなたの命になってくれる野菜や
肉や魚や、水や
あなたの衣服になってくれる糸や
あなたの屋根になってくれる
あなたを下から支えてくれる靴や

世界のすべてを生かしきる、
ということを忘れないでください。

愛でること を思い出してください。 
それが世界を愛する具体的な志と行動です。

 

人を活かしきる、とは

その人がその人の良さを
活かし輝かせられる場所で、 
その人の出来ることを
精一杯発揮できる場所に居させてあげること。

 

物を活かしきる、とは
大切に、丁重に、
相棒として魂が宿った相手として
使うことです。

そして役割を終えてなお、
何かに役立つかも、と考えてみること。

 

だから本当に必要な物を
宣伝や、周りに踊らされることなく
じっくり考えて購入してください。

タダでも、いらんものは受け取らない。

 

使っていないなら、
使う人に無償でも譲ること。
誰かが使ってくれたなら、
その譲った物は活かされ生かされてくのだから、
有り難いことです。

 

そして、自分自身においては、

どんなことがあろうとも
今のは自分らしい言動をしているか、
自分で ある か、を確認、実行すること。

 

例えば老齢になり、
寝たきりであったとしましょう。
そして、まばたきしか出来ない状況だとします。

それでも、あなたらしい眼差しであるか
自ら問いかけてみてください。

柔らかな?
好奇心ある?
力強い?
明るい?
爽やかな?

 

わたしらしい眼差しはどれだろうか。
それがあなたの ある なんですから。

 

息を引き取る、
最後の最後の瞬間まで、
生きる、生ききる、活かしきることです。
即ち”あなた”、で あれ。

 

【重要】生きる、生ききる、活かしきる、とは
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