主人公が言うセリフがありました。
「わたしはお母さんにぎゅっと抱きしめて
もらったのが嬉しかったです
子どもがお母さんに本当にして欲しいことなんてそんなに多くないんじゃないじゃないですか」
今は物がいっぱいで
情報も過剰で
次々にあるものも新しく変化して
時も、物も、人もとどまらなくて
複雑で、もはやどうやって動いてるか。
スマホの原理なんか理解出来ないけど
使ってるのか逆に使われてるのか分からなくて現代人は翻弄されて流されて迷ってる
でも大切で本当に必要なものなんて
そんなに多くなくて。
シンプルでストレートなもの、かと。
セッションをしていると思います。
だから、本当に主人公の台詞が胸に響きました。
クライアントさんが最後にたどり着くのは
ただ、お母さんの温もりとか、
お父さんと公園行きたかったとか、
見守って欲しかった
わかって欲しかった
笑って欲しかった
手を繋ぎたかった
側に居たかった…
そんな想いが多いよ。
どうか隣の家族にそっと触れてあげてください。
また触れた温かさを感じてください。一人ならば、ご自身の手を手に重ねて。
自分より他の生命の方が響き合えるから、もし信頼出来る人がいない時期なら木でも虫でも動物でもいいんだよ。
石でも水晶なら感じやすいかな。水晶にも魂あるからね。
しばらくそっとそのままで。
温もりって良いですね。
血液の流れ、脈の響き、
そこから感じる心臓の鼓動。
生きてるってことだよね。
ありがとうって言ってあげてね。
家族なら側で生きててくれて、
自分自身に生きていてくれて、
ありがとうって。
透明なゆりかご 役者さんから脚本から
とてもとても良かったです。

